Vintage Carshareなのに新型の軽EV?

Vintage Carshareなのに軽EV?と思われるかも知れません。

これまで、Vintage Carshareは、代表のHalが惚れ込んだ車をラインナップに加えてきました。
最新の車よりも、味のある旧車の方が好みです。

日産サクラ

もともと、BEVにも日産サクラにも、そこまで興味はなかったのですが、発売当初の2022年6月に試乗をして、「これは本当に良い車だ」と感じ、即決で注文してしまったのです。

日産サクラが気になっている方はもちろん、日産サクラやBEVに興味のない方も、ぜひ一度この車を借りて、素晴らしさを体感していただきたいと思います。

日本カー・オブ・ザ・イヤーなど三冠受賞

日本独自の軽規格でありながら、軽規格をはるかに超える車となった日産サクラは非常に完成度の高い車と評価され、自動車評論家らの選考委員60人の投票で選ぶ、「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

 

1980年に「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が創設されて以来、軽自動車が受賞するのは初めてとのことです。

さらに、日本自動車殿堂が選定した「2022-2023日本自動車殿堂カーオブザイヤー」と、日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)主催の「第32回RJCカーオブザイヤー」も受賞し、三冠受賞という快挙を遂げました。

軽規格を超えた驚異的なトルク

日産サクラは、排気量660ccのガソリンエンジンの代わりに、ハイパワーモーターで前輪を駆動します。

軽自動車のエンジンは、自主規制として47kw (64ps)に制限されているため、モーターの最高出力は、47kwと、他の軽自動車ターボ搭載モデルと同じ最高出力となっていますが、最大トルクには自主規制がないことから、軽規格をはるかに超えた、最大トルク195Nmとなります。

 

同じプラットフォームを共有する、日産デイズの3気筒自然吸気エンジンの最大トルクが60Nm、3気筒ターボエンジンの最大トルクが100Nmとなっており、日産サクラの最大トルク195Nmという数値は、自然吸気エンジンの約3倍、ターボエンジンの約2倍という脅威的な数値となっています。

つまり、もともとは自然吸気エンジンの約3倍、ターボエンジンの約2倍という脅威的なパワーのモーターを、自主規制をクリアするため、最大出力のみ、ターボエンジン並みに抑制しているということです。

トルクを体感できるのは、出だしから中速域までの加速です。信号が青になった時や高速道路の料金所を通過した後の立ち上がり加速、急な上り坂などで、この圧倒的なトルクを体感できます。乗り出した瞬間に、「他の軽自動車と全然違う」とびっくりすると思います。

これは、ガソリンエンジンとモーターの出力特性の違いも寄与しています。ガソリンエンジンは、ある程度回転数が上がらないと、十分なトルクを発揮できませんが、日産サクラに搭載されているモーターは、回転しはじめた瞬間から、最大トルクを発揮します。

このことから、数値上での、自然吸気エンジンの約3倍、ターボエンジンの約2倍という違いよりもさらに、圧倒的な違いを体感できることとなります。実際に乗ってみた体感としては、高性能な2リッター車、3リッター車と同じくらいの加速性能という感じがします。

高級車のような静粛性と乗り味

日産サクラの高出力モータの恩恵は、圧倒的なトルクだけではありません。モーターのみで駆動するBEVでは、低速域から高速域、パワーを必要とする上り坂などでも、エンジン音がせずに非常に静かです。

エンジン音のしないBEVでは、風切り音やロードノイズが、相対的に大きく感じられるため、「思っていたよりも静かでない」と感じることもあるようですが、日産サクラでは徹底的に遮音性にこだわって作られているため、本当に静かです。

一般的なガソリン車と比べると、カーオーディオのボリュームを低くしてもしっかりと音楽を楽しめるとともに、後席との会話も非常にしやすいという感じがしました。

また、座面下にぎっしりと詰められたバッテリーにより、ボディ剛性を高める効果に加え、同じプラットフォームを採用する、日産デイズに対して、剛性材が横方向に3本も追加されいるため、非常に高いボディ剛性であることが特徴です。

さらに、重いバッテリーを床下に配置していることにより、低重心となり、非常に安定感のある、しっかりとした乗り心地を実現しています。

実際に乗ってみると、交差点での右左折や車線変更で、すぐに違いがわかります。峠道も得意で、ハンドルを切ると、ストレスなくコーナーをクリアでき、クラスを超えた性能が実感できます。

BEVの先進性を表現した外観デザイン

日産サクラの外装デザインで印象的なのは、前後に突き抜ける一本の力強いキャラクターライン、NISSANロゴと一体になった横一文字のテールランプ、そして、日産のフラッグシップBEVアリアとの共通モチーフを採用たフロントマスクです。

これらが融合して、BEVの先進的なイメージを演出しており、とてもクールでスタイリッシュです。

「日産サクラ」の特徴である、「NISSAN」ロゴと一体となった、横一文字のテールランプ
「日産サクラ」のフロントマスクは、日産のフラッグシップBEV「アリア」との共通モチーフを採用

 

軽自動車とは思えない上質で洗練された内装デザイン

内装デザインは、ダッシュボードやドアの内張などに、質感の高いファブリックが贅沢に使用されており、とてもリラックスできる空間となっています。

そして、さりげなく差し色で使われている、カッパーの加飾により、とても高級感がある仕上がりとなっています。

「日産サクラ」の内装デザインは、ダッシュボードやドアの内張などに、質感の高いファブリックが贅沢に使用されています。

 

また、後席は、肩口のレバーで、リクライニングとスライドが調整できます。リクライニングを倒し、スライドを後方いっぱいまで下げると、軽自動車とは思えないほど、広々としてくつろげる後席空間となりますし、その状態でも、トランクルームには、荷物をしっかり積めるスペースがあります。

後席のスライドを前方いっぱいまでスライドした状態でも、後席スペースは十分で、大人の男性でも窮屈に感じることはありません。

後席は、5:5の分割可倒式で、片側を倒せば、ゴルフバックを3個積んで、大人男性3人でゴルフに行くことができました。

日産サクラはゴルフバックを3個積んで、大人3人でゴルフに行くことができます。

カーシェア利用条件

共同使用料

共同使用期間
(走行距離制限)
ライトプラン
(税込)
プレミアムプラン
(税込)
6時間
(80km)
2,400円1,900円
12時間
(150km)
3,400円2,700円
24時間
(300km)
4,800円3,800円
2日目以降
(300km/日)
3,800円2,800円
1週間
(1,500km)
19,000円14,000円
1ヶ月
(5,000km)
66,500円49,000円
延滞料金
(1時間)
800円700円
走行距離超過
(超過1kmにつき)
30円30円
初期充電代1,500円1,500円
急速充電
(1分あたり)
99円99円
普通充電3.3円3.3円
キャンセル料
(24時間前から発生)
800円0円

充電料金

充電種別充電料金(税込)
初期充電代1,500円
急速充電(1分あたり)99円
普通充電(1分あたり)3.3円
初期充電代

ガソリン車の場合は満タン返しをお願いするのですが、EV車の場合は、満タン返しが難しいです。
このため、初期充電代として1,500円をいただければと思います。

その代わり、返却時の充電は不要です。
ただし、完全に空にしてしまうと動かせなくなるので、最低でも充電残量10%以上での返却をお願いいたします。

なお、受渡時の充電残量は80%〜100%でお渡しさせていただきます。
季節や走り方にもよりますが、100km〜150km程度走行可能です。

外部充電

ガソリン車の場合は、ガソリンスタンで誰でも給油できますが、EV車の場合は、事前に会員登録していないと充電できません。
ZESP3(日産)の充電カードも一緒にお貸ししますので、公共の充電器で追加充電していただけます。追加充電をした場合は、ZESP3(日産)の課金体系(シンプルプラン)の充電料金を請求させていただきます。

急速充電

99円/分(1分単位の課金で1分1秒の場合は2分として課金されます)。
充電速度は、充電残量が少ないほど早く、最高で1時間あたり30kwです。
充電残量50%を超えると、徐々に充電速度が落ちますので、バッテリー容量20%くらいから充電を開始し、50%くらいで充電を終了する方法がおすすめです。
充電速度が、1時間あたり30kwの場合、1分間の充電で0.5kw充電でき、バッテリー容量が2.5%程度回復します。
平均電費が7km〜9km程度なので、1分の充電で3.5km〜4.5km程度走れる計算になります。

普通充電

3.3円/分(1分単位の課金で1分1秒の場合は2分として課金されます)。

一般的な普通充電は200Vで、充電速度は1時間あたり3kwです。
休憩しながら、1時間充電する場合、3kw充電でき、バッテリー容量が15%程度回復します。
平均電費が7km〜9km程度なので、1時間の充電で21km〜27km程度走れる計算になります。

保険について

共同使用にあたり、任意保険加入の確認をさせていただきます。

  • フルカバータイプの車両保険付ワンデー保険
  • フルカバー車両保険付の他車運転特約

ワンデー保険ならどこの保険会社でもいいですか?

フルカバータイプの車両保険がついていれば大丈夫です。
ただし、保険会社によっては、「カーシェア対象外」と記載されている場合がありますので、ご注意ください。
「あいおいニッセイ同和損保」の「ワンデーサポーター」でしたら、「共同使用契約」モデルのカーシェアは対象になる旨記載されているので安心です。
「ワンデーサポーター」の場合は、「ワイドプラン」で契約をお願いします。保険料は2,500円/24時間、車両保険は300万円まで(免責金額15万円)です。

ライトプラン・プレミアムプランについて

ライトプラン

使用頻度の少ない方におすすめのプランです。
使用される際の共同使用料と保険料(使用者が別途加入)のみで使用できます

プレミアムプラン

使用頻度の多い方におすすめのプランです。
プレミアム年会費お支払いいただくことで、全ての車の共同使用料が割引となります。

プレミアムプラン年会費 ・・・ 22,000円(税込)

お支払いについて

利用料金は以下の支払い方法により、前払いでお願いいたします。
※支払完了で予約成立となります。

  • PayPay送金
  • 銀行振込(振込口座:三井住友、三菱UFJ、みずほ、りそな、SBI新生、ちばぎん)
お問い合わせはLINEからお気軽に

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Hal

Hal

Vintage Carshare代表。大の車好きで、趣味は、スキー、スノーボード、サーフィン、ゴルフ、旅行。2023年には世界一周もしました。車好きの方に楽しんでいただこうと思い、VIntage Carshareを立ち上げました。Vintage Carshareのラインナップは、完全にHalの好みでセレクトしています。

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